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自然環境や伝統技術を体験学習する里山を構築するための調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 13680223
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関大阪府教育センター

研究代表者

阿部 政之  大阪府教育センター, 教科教育部・専門教育室, 研究員兼指導主事 (30311468)

研究分担者 岡本 イツコ  大阪府教育センター, 教科教育部・専門教育室, 研究員兼主任指導主事 (50321930)
山田 幸男  大阪府教育センター, 教科教育部・専門教育室, 研究員兼主任指導主事 (80260363)
江坂 高志  大阪府教育センター, 科学教育部・理科第二室, 主任研究員 (30150238)
亀平 福一  大阪府教育センター, 教育企画部・教育課題研究室・障害教育グループ, 研究員兼指導主事 (90342972)
福岡 優  大阪府教育センター, 教科教育部・専門教育室, 研究員兼指導主事 (20321929)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2001年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワード里山 / 自然環境 / 伝統技術 / 体験学習 / 環境教育 / 学校教育 / 安全対策 / 危機管理
研究概要

我が国は国土の約3分の2が森林に覆われ、世界でも有数の森林立国であり、森林の所有形態も大半が私有林である。経済成長の一方で無理な森林伐採が進み、その後林業従事者の減少とともに森林の荒廃が進んでいる。
近年、地球を取り巻く環境の問題がクローズアップされ、森林保全や森林保護が叫ばれている。学校においても新しい学習指導要領の実施に伴い、総合的な学習の時間、環境教育、体験活動等において「生きる力」や「豊かな心」を育成する取組が始まっている。
本研究では、全国で展開されている里山の取組について調査した結果、次のようなことが分かった。
(1)里山を構築する場合、行政・ボランティア・NPO等の協力が必要であり、地元住民主体又は市民参加による農業や林業等の生産性の違いで目的が異なってくること。
(2)見学した里山では、もとの場所をそのまま保全するか、新たに利用しやすいように整備するかの違いがあったこと。
(3)学校単位等で里山において体験活動ができるところが少なかったこと。
上記の結果、学校単位等で里山において体験活動をするには、資格を持つ専門のスタッフやボランティアの支援が必要であるとともに、教員も体験活動に関する資格を有することが必要ではないかと考える。
研究のまとめとして、里山を学習の場として活用する場合、体験学習例や危険が伴うために加入する保険とともに、集団活動における危機管理や安全対策等の内容を示した。また、里山における心の教育として「ホースセラピー」を取り上げ、その取組例も示した。
現在、大阪府和泉市で農業体験施設の計画があり、本研究の成果を反映できるように努力していきたい。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 大阪府教育センター 里山研究グループ: "里山構築に関する研究"大阪府教育センターの刊行物. 72 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] MASANORI ABE: "Research on "SATOYAMA" construction"The publication of Osaka Prefecture Education Center. 72 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 大阪府教育センター里山研究グループ: "里山構築に関する研究"大阪府教育センターの刊行物. 72 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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