研究課題/領域番号 |
13680273
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 大阪府教育センター |
研究代表者 |
脇島 修 (2002) 大阪府教育センター, 科学教育部・理科第一室, 主任研究員 (40132972)
猿田 茂 (2001) 大阪府教育センター, 科学教育部・理科第一室, 研究員兼主任指導主事 (60332417)
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研究分担者 |
藤岡 達也 大阪府教育センター, 科学教育部・理科第二室, 研究員兼指導主事 (10311466)
江坂 高志 大阪府教育センター, 科学教育部・理科第二室, 主任研究員 (30150238)
山本 勝博 大阪府教育センター, 科学教育部・理科第一室, 主任研究員 (60250263)
永尾 好輝 大阪府教育センター, 科学教育部・理科第一室, 研究員兼指導主事 (60342979)
角谷 知彦 大阪府教育センター, 教科教育部・専門教育室, 研究員兼指導主事 (00311465)
脇島 修 大阪府教育センター, 科学教育部・理科第一室, 主任研究員 (40132972)
柚木 朋也 大阪府教育センター, 科学教育部・理科第一室, 研究員兼指導主事 (00311457)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 遠隔授業 / テレビ会議システム / 物理実験教材 / 化学実験教材 / 生物教材 / 液体窒素電球 / 巨大結晶 / 昆虫の体 |
研究概要 |
PHS回線を利用した情報通信ネットワークを構築し、大阪府教育センターと研究協力員の小学校において、物理領域(1校)、化学領域(3校)、生物領域(2校)の遠隔実験授業を実践した。通信用のソフトウェアとしてはMicrosoft社のNetMeetingを使用している、画像等はデジタルビデオカメラで、音声はマイクでパソコンに取り込まれ、PHSで学校に配信される。通信速度が最大64kbsであるため、フレーム数は1秒間に1ないし2コマである。電波状態が良好な場合でも、速い現象には追随できない。動画は予め、ファイルで転送しておく。配信された画像やファイルはクラス全員が見やすいようにプロジェクターで拡大した。授業内容については、物理領域においては、「電流のはたらき」による発熱に焦点をあてた。発熱と発光に関連して、液体窒素中で炭素芯に電流を流し、発光させ、電球への仕組みへと発展させた。化学分野については「ものの溶け方」の項目の中で溶液からの巨大結晶づくりに関連するものであった。生物分野ではモンシロチョウの卵から成虫になる過程や昆虫の体のつくりを学習させた。特に、昆虫の食べ物や食べ方に焦点をあて、電子顕微鏡を用いた昆虫の口のつくりの観察を含めて小学校3年で2校実践した。授業実施後の児童へのアンケート調査によれば、今後も今回のような遠隔授業を受けたいと答えたものが96.7%あった。また、授業の内容がよくわかった及びだいたいわかったと答えたものの割合も81.5%あり、今回の授業の内容が発展的であることを考えあわせると、この遠隔授業により、児童の興味関心が引き出され、理解を進めたといえる。
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