研究課題/領域番号 |
13680279
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
橋浦 洋志 茨城大学, 教育学部, 教授 (60114021)
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研究分担者 |
大内 善一 茨城大学, 教育学部, 教授 (10185192)
佐々木 靖章 茨城大学, 教育学部, 教授 (10004045)
昌子 佳弘 (昌子 佳広) 茨城大学, 教育学部, 助教授 (30334006)
川嶋 秀之 茨城大学, 教育学部, 助教授 (90204718)
前川 捷三 茨城大学, 教育学部, 教授 (00011354)
川又 正 茨城大学, 教育学部, 教授 (90114016)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2004年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2003年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 声 / 力 / 聞く・話す / 伝達 / 実践指導 / 保育所 / 熟語 / 歴史 / お話 / 読み聞かせ / 話す・聞く / 会話 / 自分を語る / 手紙を読む / 対話 |
研究概要 |
本研究は、「ことばの力」の育成に関する研究であり、とくに「声」を通していかに思いを伝え合うかということに重点を置いたものである。したがって「声」を聞くことの重要性を多角的に検討し、「伝え合う力」の育成はどうあるべきかについて提言するものとなっている。 本研究は、将来教師になる学生たちが「声」のもつ豊かな力を見出し、これを自分のものとして十分に活かし、同時に、他人の「声」に耳を澄ますことの大切さを学ぶことで、「伝え合う力」を獲得していくことを願い企画された。全7名の担当者がそれぞれ「話す・聞くの実践研究」「『お話』の伝達力」「話す・聞く教育の歴史(戦前期)」「話す・聞く教育の歴史(戦後期)」「『漢語』の伝達力」「『方言』の伝達力」「『文字』の伝達力」について検討し、さらに問題を明確化し、それぞれが独自の観点から報告書をまとめるに至った。 「話す・聞く」ことに関する指導は、ややもすると技術指導に傾く傾向がある。しかし、「声」は人が生活し生きていく上で不可欠なものとの認識に立つとき、「話す・聞く」ことは「生きる」ということを基底に据えて捉え直されなければならない。「話す・聞く」ことを孤立させずに、人の全体的な営みとして捉える立場からの研究は、この点でも有意義なことと思われる。 平成13年度から平成16年度までの4年間にわたっての研究であったが、なお、この研究には茨城大学教育学部の学生も様々なかたちで参加していることを付記しておく。
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