研究課題/領域番号 |
13680283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
大友 秀明 埼玉大学, 教育学部, 助教授 (30176945)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 総合的学習 / 伝統生活文化 / 政治教育 / ドイツ教育 / 総合的な学習 / 社会的学習 / 荒川 / 郷土教育 / ふるさと教育 |
研究概要 |
本研究の目的は、子どもの社会性や人間性を育むために、「伝統生活文化」を中心教材に据えたカリキュラムの在り方を構想し、実践することである。本研究の成果は、以下のとおりである。 1.戦後教育における「伝統生活文化」学習の位置・役割・意義を明確にした。取り上げた内容は、(1)民俗学の成果の活用と生活文化学習(成城学園初等学校の社会科プラン、柳田國男・和歌森太郎の社会科教育論)、(2)中核教材による総合的学習論(富士山学習と琵琶湖学習)、(3)秋田の「ふるさと教育」である。 2.上記の「民俗学の生活文化」「中核教材」「ふるさと教育」の視点から、「荒川流域の伝統生活文化学習」の教材を開発した。そのテーマは、(1)荒川水系の新河岸川の舟運・水運、(2)伝統漁業と農業(川魚料理とわさび栽培)、(3)治水と水防の知恵(水害・洪水・堤防)、(4)祭り(祭りと地形・地名)、(5)水神信仰の5つである。また、授業素案・略案を作成するとともに、子どもに期待する学習活動(祭り・遺跡・石碑の調査、マップ作成など)の内容を整理した。 3.羽生の「藍染」、桶川の「紅花栽培」、草加の「煎餅」、三芳の「さつまいも栽培」を教材とする小・中学校社会科の実験授業を行い、「伝統生活文化」の有効性と課題について分析した。 4.ドイツ・バイエルン州の学習指導要領を中心に分析し、民主主義社会における共同生活の基礎を培う「政治・社会学習」の意義と内容とともに、「政治教育」のカリキュラム構成原理を明確にした。
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