研究課題/領域番号 |
13680494
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
勅使河原 可海 創価大学, 工学部, 教授 (70277870)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2002年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | グループウェア / マルチメディア会議システム / 教育支援システム / マルチメディア議事録 / ビデオメール / プレゼンス情報 / オンラインテスト / ベーススライド同期ツール / スライド同期ツール / ビデオメーラー / 教育支援 / ビデオ議事録 / Webアプリケーション |
研究概要 |
1.同期・非同期統合型マルチメディア会議システムASSISTの基盤構築 これまで、同期・非同期統合型マルチメディア会議システムASSIST(AS-ynchronous and S-ynchronous I-ntegrated multimedia conferencing S-ystem for T-eams)の開発を進めてきたが、この基盤構築のために、アルタイム・非リアルタイムの会議を支援する多様なグループウェアを柔軟に構築することが可能な開発環境として、Web開発を容易にするためのコンポーネント群ADK(ASSIST Development Kit)をJava Beansを用いて開発した。これにより、ユーザは再利用件の高いWebアプリケーションの構築が可能になり、短期間で柔軟に同期・非同期グループウェアを構築することが大いに期待される。 2.マルチメディア会議録の記録・検索・再生方式の検討 会議内で発生するコンテンツの収集や編集、アップロード等についてできる限り労力をかけることなく会議の場にいなかった人にまで会議の一連の流れが容易に把握できるようなWebページを自動的に作成するシステムを構築し、議事のより詳細な把握を可能にした。さらに、ADKによって構築されたWebアプリケーションのアクセスログからインデックス化を行い、マルチメディア情報と関連付けさせる方法についても検討し、議事録として重要度に着目した検索方式についても検討した。 3.Webベースビデオメーラーの開発 プロトタイブの開発を行い、引用インターフェイスの検討と改良を重ねて、よりユーザ同士がコミュニケーションしやすいシステムを提案・開発し、利用評価を行った。受信者のビデオメールの再生場面は記録することによって、より魅力的なインタラクションを行うことが可能になった。 4.教育支援システムへの応用 ADKを用いて、学生による問題作成とグループ内の相互評価を可能とするオンラインテストを実装し、実際の授業で用いて、その実証評価を行った。これにより、効率的な問題作成ができた上、アンケートでは、教師および学生とのコミュニケーションが増加し、理解度も向上したという評価が得られた。また、Webベーススライド同期ツールを開発し、実際の授業で用い評価した。 5.PDAや無線LANを用いたモバイルグループウェアへの展開 スライドファイルから文字を抽出させ、それを独立して表示させる機能を実装することに上って、PDA上に表示されるスライドの見易さを改善した。また、インスタントメッセージングとグループプレゼンス情報の有効活用法の検討を行い、新しい提案をした。
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