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新打ち切りデータ(Trunsored data)を用いた寿命推定の研究

研究課題

研究課題/領域番号 13680524
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会システム工学
研究機関九州工業大学

研究代表者

廣瀬 英雄  九州工業大学, 情報工学部, 教授 (60275401)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードTrunsored data / 寿命推定 / 混合分布 / 尤度比検定 / 境界問題 / censored data / truncated data / 混合モデル / 不完全データ / 仮説検定 / clearable population / fragile population
研究概要

Trunsored dataを用いた不完全データを採用することによって、早い寿命と遅い寿命の2種類の寿命特性グループが混在する中で、従来の尤度比検定の枠組みの中で寿命の遅いグループの存在を検定することができるようになった。このことを、電子部品の寿命、乳ガン患者の術後快復率等へ適用した。
観測時間内に故障が観測されるような寿命特性をもつfragile populationから得られたサンプルと,その時間内には故障が観測されないような寿命特性をもつdurable populationから得られたサンプルとが混在しているとき,全体に占めるfragile dataの数(あるいは比)を,またfragile populationの寿命特性を知りたい,という問題を考える.この解決法として、まずcensored data, truncated dataと今回扱うtrunsored dataとの関連を明確にした。次に、truncated dataとcensored dataとでいずれの区分で問題解決を図るかという手法に対して、尤度を用いる観点から、提案するtrunsored dataの利用が好ましいことを示した。混合分布により解決を図ることがあるが、混合比pが境界値(p=1,0)に近い場合、尤度比検定を単純に用いることはできない。そこで、混合比の制限を外した仮想的な混合モデルを考え、定義領域を広げ、その中で尤度比検定を行う手法について、まずシミュレーションの方面から調査検討した。その結果、検定は可能であり、観測データがcensored dataであるかどうかの検定を行った後に、寿命推定することが可能になった。また、定義領域を広げることで、従来の境界領域での特別な取り扱いがなくなり、通常の尤度比検定を用いることが可能になった。シミュレーションと理論的な検討結果とは良好に一致した。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] The Trunsored Model and Its Applications to Lifetime Analysis : A Unification of the Censored and Truncated Models2004

    • 著者名/発表者名
      H.Hirose
    • 雑誌名

      IEEE Trdnsactions on Reliability

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] The Trunsored Model and Its Applications to Lifetime Analysis : A Unification of the Censored and Truncated Models2004

    • 著者名/発表者名
      H.Hirose
    • 雑誌名

      IEEE Transactions on Reliability (to appear)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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