研究課題/領域番号 |
13680527
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 千葉工業大学 |
研究代表者 |
五百井 俊宏 千葉工業大学, 社会システム科学部, 教授 (50112652)
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研究分担者 |
加藤 和彦 千葉工業大学, 社会システム科学部, 助手 (30296321)
榎本 眞三 千葉工業大学, 社会システム科学部, 教授 (00296310)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2001年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 製品開発 / アイディアファクトリ / プロジェクトマネジメント / 価値づくり / E-デバリング / シミュレーション / マーケティング / ネットワークマニュファクチュリング / e-デバリング / ネットワークマミュファクチュリング / ネットワークマニュアルファクチュリング / 製造サービス / 商品開発 / レーダーチャート / 付加価値創生 |
研究概要 |
本研究は、価値づくりのためのプロジェクトマネジメント知識の体系化について検討したものである。まず、アイディアファクトリを構築し、アイディア創出プロセスとプロジェクト手法との関連性について明らかにした。つぎにネットワークマニユファクチュリングにおけるレンズの自動欠陥検査システムを開発し、情報の共有化を考慮したプロジェクトによる製品開発プロセスとネットワークを利用した部品検査技術の評価法について明らかにした。そして、ネットワーク技術を応用した仕上げ加工システムであるE-デバリングとE-ポリシングのコンセプトを明らかにした。E-デバリングとE-ポリシングでは、技術情報、マーケティング情報、人材情報が統合化され、プロジェクトによる迅速な付加価値製品開発が可能となる。その結果、仕上げ加工技術におけるPM知識の応用法とプロジェクトの位置づけを明らかにすることができた。さらに、プロジェクトマネジメント(以下、PM)知識とシミュレーション技術の統合化を図り、プロジェクト立上げ前にPMをシミュレーションし、マネジメントの有効性を検証できることを明らかにした。その結果、シミュレーション技術の応用が商品開発プロジェクトにとって有効であることを明らかにした。最後にPM教育手法開発のため、日-米-韓によるE-ラーニングプロジェクトを立ち上げ、各国におけるPM教育とエンジニアリング教育の強みと弱点を明らかにし、価値づくりのためのPM人材教育法について評価した。以上の結果から、アイディアファクトリを構築することにより、高付加価値製品開発のための独創的アイディアを創出するためのPMを提案することが出来た。さらにPM知識と製品開発技術、シミュレーション技術、統合化システム、情報ネットワーク技術、マーケティング、そして教育知識との融合を図ることができた。これにより、当初目的とした価値づくりのためのプロジェクトマネジメント知識の体系化が図れた。
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