研究課題/領域番号 |
13680751
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
花井 亮 立教大学, 理学部, 助教授 (30287916)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | F因子 / 分配 / トポイソメラーゼ / DNA-タンパク質相互作用 / タンパク質-タンパク質相互作用 / Fプラズミド / 染色体分配 / 大腸菌 / リプレッサー / 結晶構造解析 / 2次元電気泳動 / ファー=ウエスタン法 / ATP |
研究概要 |
I.sop遺伝子産物とF因子DNAとの相互作用1.SopAとF因子DNAとの相互作用の解析:sop遺伝子のプロモータオペレータ領域にある、SopAの結合配列4つは、ほぼ同等の抑制効果をもっていることが明らかになった。SopAタンパク質の結晶化に成功した。2.SopBとF因子DNAとの相互作用の解析:SopBによるサイレンシングは、このDNA結合タンパク質が高密度に存在するために、非特異的DNA結合が起こることが原因であることを示した。 II.sop遺伝子産物と相互作用するホスト因子の検索1.SopAと相互作用するホスト因子の検索:Far Western法によって、ATP特異的にSopAと相互作用するタンパク質を検索したところ、4つのリボゾームタンパク質が検出された。2.SopBと相互作用するホスト因子の検索:架橋を行いた実験により、SopBに相互作用する約60KDaのバンドが銀染色で検出された。pIの異なるSopBのminor speciesを発見した。BrCN分解産物のMS解析の結果、両末端の近くに未知の修飾のなされていることが明らかになった。 III.染色体分離とDNA-タンパク質相互作用1.染色体分離に関与するタンパク質の細胞内局在:ヒトDNAトポイソメラーゼIIIβの細胞内局在は核に局在し、M期に染色体と結合することが分かった。2.染色体分離に関与するタンパク質と相互作用するタンパク質の解析:ヒトDNAトポイソメラーゼIIIαを餌としてTwo-Hybridスクリーニングによって発見されたHSJ2について、Alternative Splicingによって作られる短い方の産物は細胞全体に、長い方は核に局在することが明らかになった。
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