研究概要 |
平成14年度は、以下の研究を行なった。 (1)2000年農林業センサスを用いた、北海道農村地域における農村-都市交流の分析。 (2)北海道道央三市町村(新篠津村、北竜町、滝川市)における農村-都市交流の実態調査。 (3)北海道道央三市町村(新篠津村、北竜町、滝川市)における、有機農業実践、農村女性グループ、新規参入農業者の実態調査。 (4)北海道農村地域における、「内発的発展」の「社会的基盤」に関する実証的研究。 以上4つの研究成果については、(松宮朝,2002,「農村地域における『内発的発展』の実証的アプローチ-北海道道央大規模水田地域を事例として-」『社会福祉研究』3(2):33-49.)にて公表した。 (5)上述の(1)〜(4)の実証的研究を踏まえつつ、欧米の開発理論の成果を導入した、内発的発展論の理論的展開を模索する研究。 この研究成果については、(松宮朝,2003,「開発理論のオルタナティブ(上)」『愛知県立大学文学部論集(社会福祉学科編)』51:65-83.)にて、部分的に公表した。 (6)愛知県西尾市、吉良町、一色町、幡豆町、静岡県掛川市、菊川町、小笠町、三重県桑名市における農村-都市交流の分析。 (6)愛知県西尾市、吉良町、一色町、幡豆町、静岡県掛川市、菊川町、小笠町、三重県桑名市における茶業を中心とした農業、地場産業の展開過程と「内発的発展」に関する実証的研究。 (7)愛知県西尾市における「内発的発展」の「社会的基盤」形成に関する実証的研究。
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