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ホームヘルパーに対する現任研修の実証的な効果評価手法と有効な研修プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 13710101
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関埼玉大学

研究代表者

川元 克秀  埼玉大学, 教育学部, 助教授 (70291135)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードホームヘルパー / 研修 / 評価 / 効果 / 測定尺度 / 実証研究
研究概要

本研究は,現在実際に活動しているホームヘルパーに対する現任研修に関し,1)研修効果の質的側面を評価する概念枠組みを新たに設定すること,2)その枠組みに含まれる概念の測定尺度を開発すること,3)効果評価結果を基にした有効な研修プログラムを開発することの3点について,実証的かつ縦断的に検討を行なうことを目的とした。
以上のような研究目的のもと,本年度は,分析データの追加収集と,収集されたデータの分析を行なった。具体的な分析データは,15の研修実施主体が実施する「ホームヘルパー養成研修」の参加者を対象とした調査から得られた計量的データを分析した。分析には,t検定,重回帰分析,因子分析などの数理統計学的手法を用いた。
分析の結果,ホームヘルパー養成研修によって受講生に認められた変容は,ヘルパーとして求められる理念的側面についてのものというよりも,ヘルパーとしての基本的知識や技術や行動姿勢についてのものであることが明らかにされた。また,本研究が開発した新たな効果評価手法が,実践現場での使用において有用である可能性が高いことが示唆された。
今後は,本研究が開発した効果評価指標をもとに,さらに有効な養成研修プログラムとカリキュラム,さらには教育方法を開発することが課題である。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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