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地域的機能をめぐる高等教育機関の地域内関係構造に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13710159
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関香川大学 (2002)
広島大学 (2001)

研究代表者

稲永 由紀  香川大学, 教育学部, 講師 (80315027)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード高等教育 / 地域 / 社会連携 / 地域交流 / 機能分担
研究概要

本研究では、急激な大学改革の中で問われている大学の地域的機能に焦点を当て、特に大学-地域交流・連携に携わる人々の実態や志向性を通して、大学を中心として短大・高専まで含めた地域内での各種高等教育機関の関係構造を総合的に把握することを目的としている。
まず、昨年度に引き続いて、大学-地域交流・連携の実態とそこに関わっている人々の志向性を明らかにするために、当該対象となる高等教育機関、実際に高等教育機関との連携に携わっている行政・企業等地域側の諸組織、および近年増えつつある大学-地域交流・連携の「リエゾン機能」を果たしている組織に対してヒアリングをおこなっていった。また、高等教育機関の地域的機能に関する各種指標に関する分析も引き続いておこなった。ただし、これら調査自体が最終年度末まで続いたため、成果は今後逐次発表していくことにしている。
また、大学と地域社会をめぐる資料・文献収集として、欧州において資料調査をおこなった。日本では「生涯学習」や「産学連携」、あるいは若干ニュアンスは違うが若者の地域移動という個別の角度から論じられてきた大学の地域的機能ではあるが、国内外共に基本的にはまだ個別事例研究の蓄積段階であること、ただし国外では大学をめぐる受益者の視点から大学の地域的機能に関する研究が蓄積されていること(stakeholder approach)などが分かった。この成果については、来年度発刊予定である広島大学高等教育研究開発センター30周年記念レビュー論文誌上で発表することにしている。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 稲永 由紀: "社会科学系の地域交流-「産学連携」カウンターパートとしての社会科学系"国立大学の構造分化と地域交流(国立学校財務センター研究報告第6号). 293-302 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 稲永 由紀: "大学と地域社会"広島大学高等教育研究開発センター編『高等教育研究の回顧と展望』. (現在出版準備中). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 吉本圭一, 稲永由紀, 中島弘和(編訳): "欧州の高等教育と労働市場(高等教育研究叢書)"広島大学高等教育研究開発センター(現在発刊準備中). 300 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 稲永, 由紀: "大学と教員の地域交流活動"「国立大学と地域社会研究会」最終報告書. (仮 発表予定). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 稲永, 由紀: "地域交流の促進要因と制約要因"「国立大学と地域社会研究会」最終報告書. (仮 発表予定). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 稲永, 由紀: "社会科学系における大学-地域交流-「産学連携」カウンターパートとしての社会科学系"「国立大学と地域社会研究会」最終報告書. (仮 発表予定). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 吉本, 圭一: "福岡県と九州大学-<地元>分散県にある<ブロック>拠点大学"「国立大学と地域社会研究会」最終報告書. (仮 発表予定). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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