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金銭債権の電子化・流通化と国際金銭債権執行における共助システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 13720022
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 国際法学
研究機関熊本大学

研究代表者

多田 望  熊本大学, 法学部, 助教授 (40274683)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード国際私法 / 国際民事訴訟法 / 電子商取引 / 金銭債権の電子化 / EDI / 決済システム / 債権譲渡 / 共助システム / 国際金融 / 執行管轄権
研究概要

金銭債権の電子化及び執行をめぐる国際的な取引活動と法について、文献の収集及び分析、そして中国での調査を行った。
文献の収集及び分析に関しては、昨年とくに研究した電子データ交換(Electronic Data Interchange = EDI)技術に基づく貿易金融EDIの最近の実用化と、ネッティングを利用した資金決済システムについて、多様な角度から調査した。また、外国判決の承認・執行に関する近時の動向についても、文献の収集・分析を行った。
中国での調査は、WTOへの加盟を果たしてますます日本との経済的な結びつきが強くなるであろう中国において、外国金銭判決の承認及び執行の制度がどのようであるかを知ることが目的であった。上海の華東政法学院大学において、インタビュー及び資料収集を行った。
最終目標である、グローバルなネット上にある銀行預金債権の強制執行共助システムの将来像の解明については、残念ながら未だ完結していない。しかし、収集した資料の読込及び分析は着々と進んでおり、近い将来における研究の統合及び完成に向けて、十分な環境は整ったといえる。よって、随時、成果として論文を執筆し、公表していく。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 多田 望: "国際民事証拠共助法の最近の展開"阪大法学. 52・3=4. 1081-1099 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 多田 望: "EDI法"渡辺惺之・野村美明編『論点解説国際取引法』. (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 多田 望: "ネッティングの準拠法"渡辺惺之・野村美明編『論点解説国際取引法』. (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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