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冷戦終結後のヨーロッパの政治体制と政党政治の変容―イタリアの事例を中心に―

研究課題

研究課題/領域番号 13720060
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 政治学
研究機関東京大学

研究代表者

伊藤 武  東大, 社会科学研究所, 助手 (70302784)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード政党政治 / 政治経済体制 / EU / イタリア政治 / ヨーロッパ政治
研究概要

本年度は、現代西欧の政治経済体制の比較分析に向けた理論的枠組の構築とイタリアを中心とした各国の状況に関する基礎的調査を課題とした。前者については、政治経済学や政党政治の理論の文献に当たって、政策ネットワークの変容について特に研究を進めた。後者については、文献・新聞雑誌などを通じた通常の情報収集の他に、6月にイタリアの研究機関・公文書館を軸に現地調査を行った。以上の研究・調査作業に基づき、次のような成果取りまとめ・公表に向けた作業を行った。
原型となる戦後西欧の政治経済体制の成立過程と政党政治の関係については、所属研究機関に提出する助手論文として「『政策調整』と政党政治-イタリアにおける国際援助の執行と産業政策(1943年-1953年)」を執筆した。この論文については、3月にイタリア近現代史研究会で報告を行う他、平成14年度中に紀要『社会科学研究』にて公刊を予定している。さらに、近年のイタリアの政治変動で着目されているテクノクラート論について、書評という形で研究動向レヴューを発表した。
東西冷戦終結後の政党政治の変化については、6月に川崎市民アカデミーにおいて「現代ヨーロッパの政治-社会民主主義の視点から:イタリア-中道左派政権の実績」という題目で、ヨーロッパの中道左派政権の政策を、イタリアの文脈に重点を置いて報告した。また、ヨーロッパ統合の進展と政党政治の変化について、1月に日本国際問題研究所において報告を行った。この成果は報告書として提出されて、刊行に向けて編集中である。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 伊藤 武: "イタリア-「大国」と「小国」の間-"日本国際問題研究所「欧州中堅国の対EU政策の研究」報告書. (近刊). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 伊藤 武: "歴史学はグローバリゼーションをいかに促えられるか?-秋元英一編『グローバリゼーションと国民経済の選択』をめぐって"千葉大学『経済研究』. 16巻3号. 835-851 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 伊藤 武: "ヨーロッパ政治史<学会展望>"国家学会雑誌. 114巻7・8号. 191-193 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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