研究課題/領域番号 |
13740265
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
固体地球物理学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
綿田 辰吾 東京大学, 地震研究所, 助手 (30301112)
|
研究期間 (年度) |
2001 – 2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
|
キーワード | 常時自由振動 / 微気圧計 / 高地 / 大気振動 / 動波 / 微気圧 / シリコンディスク / フラッシュメモリ / マルチシリアルポート / Linux / 携帯電話モデム |
研究概要 |
固体地球がカップルする大気の自由振動を検出するため、14年度7月から10月にかけて乗鞍山コロナ観測所で連続微気圧観測を行った。目的とする周期270秒230秒付近に明瞭なスペクトルのピールは認められなかった。連続観測から判明したことは、1)高山においても低地と同様な気圧変動パワースペクトルが観測されそのパワーは低地とほぼ等しい。2)高山ではしばしば周期300秒以上の振動的な圧力変動が20分〜30分継続する。2)については高山特有の現象であるか、または乗鞍山に特有な現象であるのか不明であるが、観測された周期から大気中の慣性動波だと考えられる。今回の観測は高地における1点での連続データしか解析できなかったため、振動的な波動以外の圧力変動の空間スケールやその移動を調べることができなかった。
|