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マルハナバチと白鷺を用いたコロニー形成要因についての理論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13740433
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 生態
研究機関筑波大学

研究代表者

徳永 幸彦  筑波大学, 生物科学系, 講師 (90237074)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードマルハナバチ / 白鷺 / コロニー / 移動平均法
研究概要

・マルハナバチを用いた研究
昨年に引続き、茨城県笠間市や長野県入笠山にて、コロニー探索を行ったが、コロニーを発見することはできなかった。そこで、研究の鉾先を変化させて、マルハナバチがどのような単花、あるいは花の群に惹きつけられるのかを明らかにする研究に着手し、単花の形状ではなく、花群の形状に注目した調査を、アフォーダンス理論に基づいて行った。その結果、マルハナバチは単花の集合性が変化する花木を好むことが分かった。また、ある距離において、解像度が変わっても、単花の集合形状が変化しない花木を好むことが分かった。その成果は第50回日本生態学会(2003年3月筑波)にてポスター発表予定である。
・白鷺を用いた研究
白鷺類の個体数推定のために、小型ラジコンによる空中撮影と、地上調査を組み合わせた安価な方法を確立した。また、移動平均法を用いたコロニー推定法により、茨城県の白鷺コロニー分布の予測可能性についての研究を行った。その結果、餌場の季節変動を考慮し、幾何平均を用いた場合には、コロニー分布を上手く説明できた。これらの成果は第21回日本動物行動学会(2002年11月東京)にて、ポスター発表を行った。また、コロニー形成を、裏返しのテリトリー形成と読みかえた場合の理論的研究を、マメゾウムシを用いて行い、Population Ecology誌に発表した。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Mano, M., Y.Toquenaga, K.Fujii: "Contest competition in Callosobruchus analis"Populaiton Ecology. 44(3). 341-349 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] H.Nakamura, Y.Toquenaga: "Estimating colony locations of Bumble bees with Moving Average Model"Ecological Research. (in press). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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