研究課題/領域番号 |
13750240
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
電力工学・電気機器工学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
船渡 寛人 宇都宮大学, 工学部, 助教授 (60272217)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 仮想インダクタンス / 可変インダクタンス / 負性インダクタンス / 駆動点インピーダンス関数 / 安定性 / 無効電力 / 有効電力 |
研究概要 |
本研究の目的は、提案したアクティブパッシブリアクタンス回路(以下、VAPARと略す)を応用して実現した平衡三相可変インダクタンスについて、外部インピーダンスを考慮した場合の過渡特性を明らかにすることである。昨年度までの研究では、VAPARの外部に直列インダクタンスおよび抵抗を接続した場合の過渡電力特性は理論的に解析済みである。しかし、浮遊キャパシタンスを考慮した場合について理論と実験結果が一致しなかった。そこで、本年度は昨年度までの結果を踏まえて、以下のような事項について研究を行い成果を得ることができた。 1.並列キャパシタンス接続時の可変インダクタンスの安定性の解析。 VAPAR内の制御電圧源がインバータから構成されていることに着目して解析を行った。解析では回路の固有振動がインバータのスイッチング周波数の半分より小さい場合と大きい場合に分けて解析した。その結果、インバータの特性を考慮した場合、理想電圧源と見なした場合と異なり回路が安定となる範囲が存在することが理論的に証明され、シミュレーションおよび実験結果と一致した。 2.平衡三相可変インダクタンスの過渡特性 平行三相可変インダクタンスの各相間に相互インダクタンスを考慮した場合について検討した。相互インダクタンスによる誘導起電力に通常と逆起電力となる新しい相互インダクタンスを導入すると有効電力の授受が見られることが判明した。 以上の結果は、電気学会研究会等で発表を行い、さらにPEMC2002論文として出版した。現在論文誌への投稿も検討している。
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