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エレクトロルミネッセンスに基づいたDNA分子の観察法

研究課題

研究課題/領域番号 13750390
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 計測工学
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

高島 和則  豊橋技術科学大学, 工学部, 助手 (60303707)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードナノパーティクル / DNA / エレクトロルミネッセンス / ゾル / CdS / ZnS / 表面修飾 / SiO_2
研究概要

蛍光やエレクトロルミネッセンスを利用したDNAやタンパク質の観察のためには、これらの物質が溶液中で安定に存在することおよびDNAと結合させることが出来ることが必要である。本研究ではCdSおよびZnSのコアの外側に化学的に安定なSiO2層を有する構造のナノパーティクルを合成する方法を検討した。この構造ではSiO2の層が保護膜として機能するだけでなく、SiO2に化学的修飾を施すことにより、DNAやタンパク質と特異的に結合させることが可能になる。
合成したCdSおよびZnSナノパーティクルの表面上にMPSをプライマーとしてSiO2を堆積させた。合成されたナノパーティクルは溶液中で長時間安定に存在できることが確認された。また、CdSおよびZnSのコアにCuをドープすることで電界発光を有する微粒子を合成することを試みたが、電界発光は観測されなかった。また、ジメチルジクロロシラン処理を行った疎水性のガラス表面がメルカプト基と特異的に結合することが明らかになった。このことは、SiO2シェルを有するナノパーティクルをジメチルジクロロシラン処理することによって、末端にSH基を修飾したDNAを、全体的な吸着を防止しつつナノパーティクルに結合させることが可能であることを示唆している。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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