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共振現象を誘導する構造物制御による発電の可能性

研究課題

研究課題/領域番号 13750434
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 制御工学
研究機関大阪府立工業高等専門学校

研究代表者

土井 智晴  大阪府立工業高等専門学校, システム制御工学科, 講師 (00259897)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード共振現象 / カルマン渦 / 発電 / フィードバック制御
研究概要

本研究では,カルマン渦列による周期的な振動により共振現象を誘導することで発電が可能を探ることを研究目的とした.研究の最終年度である平成14年度には,次のような結果を得た.
1)前年度の流水路実験装置を改良し構造体の取り替えを容易にすることを実現し,併せて流れの可視化実験も実現し,カルマン渦発生による励振現象を確認した.
2)発電のもととなる構造体の形状と共振振幅の関係を調べ,大きな共振振幅を得るための形状設計に対する指針を得た.
3)振幅量の拡大と発電装置の改良を行い,前年度発電量の約1000倍(0.1mW)を実現した.
4)今後のさらなる発電量拡大とフィードバック制御適用のための考察を行った.
5)本研究の報告を(社)日本機械学会の学術講演会で発表した.
これら結果のうちで,1)カルマン渦による励振の確認と2)構造物形状と共振振幅の関係の解明は,この研究テーマを発展させてゆく上で非常に重要な結果であり,今後さらに発電量を拡大させる基礎となる結果である.

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 土井智晴, 梅瀬悠樹: "異分野の工学技術を複合した工学実験テーマの提案"(社)日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会講演論文集. 02-6(CD-ROM). 1P1-K05 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 土井智晴, 梅瀬悠樹: "共振現象を誘導する構造物制御による河川浄化の可能性"(社)計測自動制御学会SI部門学術講演会講演論文集. Vol.2. 411-412 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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