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発展途上国における不良住宅群の類型化と類型別改善方法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13750588
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関明治大学

研究代表者

菅野 博貢  明治大学, 農学部, 講師 (40328969)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード不良住宅群 / スラム改善 / 類型化 / 中国 / 大都市 / 貧困 / 都市環境
研究概要

本研究は、中国の大都市(長春・昆明・杭州)を対象として都市内部と周辺部の居住環境について調査し、不良住宅群の類型化と類型別改善方法について考察することを目的としている。第一年度には先行調査として行なった長春の現状を再確認するとともに、論文発表した内容について関係機関、研究者と意見交換を行なった。また、第二年度には、長春での調査結果を踏まえて、中国南部の都市である雲南省昆明市と、中部沿海部の都市である杭州において調査を実施した。
長春での先行調査により、中国の都市とその周辺の不良住宅地区は、1)都市中心部の老朽化住宅地区、2)鉄道沿線や河川沿いの不良住宅地区、3)都市縁辺部のもと農村を核とした不良住宅地区、4)スプロールによって郊外に無秩序に形成された住宅地区、の4つの類型に分類できることを明らかにし、それに基づいて昆明と杭州においてこの分類が中国の他の都市にも当てはまることを証明しようとした。
長春での住人ヒアリング調査は1997年に都市部とその周辺の12地区について実施し、住人約1500人のサンプルを得たが、昆明では2002年12月〜2003年1月の調査において6地区約750人分、杭州では2003年3月の調査において10地区約1400人分のサンプルを得た。今後早急にこれらのデータをデータベース化し、分析を加えた上で、論文発表を行なう予定である。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 菅野博貢: "中国長春市における不良住宅群の現状分析〜スラム地区の類型別改善計画に向けて"アジア経済. 42巻・6号. 54-80 (2001)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 菅野 博貢: "中国長春市における不良住宅群の現状分析-スラム地区の類型別改善計画に向けて"アジア経済. 第42巻・第6号. 54-80 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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