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生体吸収性高分子からなる再生医療用スカフォルドの微細成形加工技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 13750740
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 生物・生体工学
研究機関九州大学

研究代表者

木原 伸一  九大, 工学(系)研究科(研究院), 助手 (30284524)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード高分子 / 微細加工 / PGLA
研究概要

肝小葉を模したモジュール形状を多孔質体で作成する方法を検討するために、粒径250〜500μmのNaClにクロロホルムを溶解させたPGLAを流し込み、クロロホルムを除去後、水中でNaClを溶解させ孔径250〜500μmをもつ多孔質PGLAフィルムを作製した。分散させたNaCl粒子サイズの多孔質体が作成できることが分かったが、高密度にNaCl粒子を分散させることは難しく、また、多孔質体に細胞を高密度で固定化できなかった。市販のポリウレンタンフォームの場合に比べて肝細胞の固定化率が約半分と低く,今後は多孔質PGLAの空隙率をあげ、連通孔の確保により細胞の分散と固定化率向上が必要である。それに伴い強度の確保も必要となる。
多孔質PGLAの肝小葉を模したモジュール形状の試作は、本年度において実施出来ていないが、細胞固定化方法や血管類似構造をもたせ酸素、栄養供給部の確保を具体的に組み込んだプロトタイプのモジュールを作成する。その際、凹凸をつけた金属盤にもNaClなどをできるだけ一様に分布させてからプレスしながら多孔質体を作り、中空糸を使用して血管類似構造を配置する。その後、CADによる詳細設計とCAEによる物質移動状態を予測し、形状の最適化を検討していく。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 木原伸一: "高分子溶融体と溶液のレオロジー特性"成形加工. 13・7. 451-454 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 木原伸一, 船津和守: "高分子成形加工におけるCAEとレオロジー"高分子. 50・12. 826-829 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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