研究課題/領域番号 |
13760075
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用微生物学・応用生物化学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
藤井 道彦 横浜市立大学, 木原生物学研究所, 助手 (80285155)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 老化 / 酸化ストレス / C. elegans / C.elegans / aging / oxidative stress |
研究概要 |
酸素は生命活動に必須であるが、、様々なストレスを引き起こす危険因子でもある。酸素は生体内で反応性の高い活性酸素(O_2-、H_2O_2、・OH等)を生成し、それらが生体分子を攻撃する。現在、活性酸素は老化の促進を引き起こす主要因子の一つと考えられている、本研究は、活性酸素と老化の関係を遺伝学的に明らかにするため、遺伝的解析の可能な線虫(Caenorhabditis elegans)を用いて、酸化ストレス・老化に関わる遺伝子を同定することを目標とする。戦略として、既に得られている長寿命/活性酸素耐性変異体(mev-4)、短寿命/活性酸素高感受性変異体(oxy-4)の原因遺伝子を期間内にクローン化する。 変異体の原因遺伝子のマッピング、及び、同定 mev-4の原因遺伝子は染色体Vにマッピングされた。様々な三因子交雑を繰り返し、詳細なマッピングを行った結果、mev-4はsma-1とlon-3の間にマッピングされた。その中に含まれる遺伝子を調べ、そのうちの一つに、変異が起きていることを見いだした。 oxy-4の原因遺伝子についても、同様の手法を用いて、染色体IIIのdpy-17とlon-1の間にマップした。oxy-4の場合も、その領域に含まれる遺伝子に変異を起こしている遺伝子を見いだした。 現在これらの遺伝子がmev-4、及び、oxy-4にこれら遺伝子を導入し、その表現型を相補するかどうか調べている。
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