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褐藻の機能性ポリフェノールである高分子フロロタンニンの精密構造解析法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 13760150
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 水産化学
研究機関北海道大学

研究代表者

栗原 秀幸  北海道大学, 大学院・水産科学研究科, 助教授 (40234570)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードフロロタンニン / MS / エゾイシゲ / オリゴマー / 褐藻 / 構造解析
研究概要

フロロタンニンは褐藻類に特有のフロログルシノールの酸化的重合物であり、重合のしかたによってさまざまな構造をとりうる。本研究はそれらの詳細な構造解析を行う予定で以下の成果を得た。エゾイシゲ(Silvetia babintonii、ヒバマタ科,8.00kg)を70%メタノールで抽出した。抽出物を水と酢酸エチルで溶媒分画したところ、両画分にフロロタンニンが検出された。構造解析が容易な低分子量フロロタンニンの含まれる酢酸エチル可溶部をセルロースカラムクロマトグラフィーで分画して、水で溶出する画分を集めた。本画分はフロロタンニン以外の低極性不純物を含んでいたため、酢酸エチルと水で再度溶媒分画して精製をおこなった。水可溶画分がフロロタンニン混合物と同定できた。得られたフロロタンニン混合物の分子量を測定するために本年度は質量分析(MS)を行った。まず、ESI-MS(-)を測定したところ、高マスユニット側にm/z919を与えた。フェルラ酸をマトリックスとしてMALDI-TOF-MS(+)を測定したところ、m/z984を与えた。これらはフロログルシノールのヘキサマーあるいはヘプタマー程度の大きさである。しかし、単純なフロログルシノールの酸化的カップリングに対応するマスユニットを与えておらず、何らかの置換基が存在するようである。この置換基の解明には至らなかった。解明に至らなかった原因に得られたフロロタンニンが容易に不溶化してしまったためである。これまでの研究成果から、MS法ではフロロタンニン混合物のうち低分子量側の一部が測定されているのみと推察される。今後測定法の工夫が必要である。供試しようとしたフロロタンニンがほとんど不溶化してしまったため、計画にあったフロロタンニン中の遊離ヒドロキシル基の定量、低分子化分解物の構造解析および立体配向性の解明を行うことができなかった。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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