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ヒト有機アニオントランスポーターhOAT1におけるプロモーター解析

研究課題

研究課題/領域番号 13770048
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 薬理学一般
研究機関杏林大学

研究代表者

細山田 真  杏林大学, 医学部, 講師 (00291659)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードマウスOAT1 / プロモーター / CD4^+細胞 / ゲルシフトアッセイ
研究概要

(1)マウス腎臓核タンパクと結合するDNA配列の探索
まず交付申請書に示したようにフットプリント法でマウス腎臓核タンパクが結合するDNA配列を決定することを試みたが、はっきりとしたフットプリントは得られず、この方法を断念した。
別の方法としてレポータージーンアッセイ法があるので分泌型アルカリホスファターゼをレポータージーンとして種々の長さのプロモーター領域を含むコンストラクトを作成した。しかしhOAT1を内因性に発現している細胞が必要であったので、RT-PCR法を用いてスクリーニングを行ったところ、ConA活性化ヒトCD4^+細胞で転写がみとめられることを明らかにすることが出来た。しかしT細胞由来細胞株では転写発現を認めなかった。したがって浮遊細胞でもあり、有効な遺伝子導入を行うことができなかった。
(2)今後の方針
もともと腎臓の形質を維持した細胞株は得られにくく、特にトランスポーターを内因性に発現している腎臓由来の細胞株が存在しないので、腎臓におけるプロモーター解析は皆無であった。しかし近年トランスジェニックマウスを作成することによりプロモーター領域を内含するDNA配列を示すことができるようになっており、複数の報告がある。今後hOAT1、hURAT1のような腎臓特異的なトランスポーターの遺伝子についてトランジェニックマウスを作成することにより転写機構を解明する方針である。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] Ichida, K.: "Urate transport via human PAH transporter hOAT1 and its gene structure"Kidney Int. 63・1. 143-155 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Hosoyamada, M.: "Cadmium transport by human Nramp 2 expressed in Xenopus laevis oocytes"Toxicol Appl Pharmacol. (in press). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Takeda, M.: "Characterization of methotrexate transport and its drug interactions with human organic anion transporters"J Pharmacol Exp Ther. 302・2. 666-671 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Enomoto, A.: "Molecular identification of a renal urate anion exchanger that regulates blood urate levels"Nature. 417. 447-452 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Takeda, M.: "Characterization of organic anion transport inhibitors using cells stably expressing human organic anion transporters"Eur J Pharmacol. 419・(2-3). 113-120 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] Jung, K.Y.: "Characterization of ochratoxin A transport by human organic anion transporters"Life Sci. 69・18. 2123-2135 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] Endou, H.: "[Organic ion transporter family]"Tanpakushitsu Kakusan Koso. 46・5. 604-611 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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