研究課題/領域番号 |
13770058
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
高橋 素子 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (00303941)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 糖転移酵素 / GnT-III / EGFシグナリング / EGF受容体 / エンドサイトーシス |
研究概要 |
本研究ではCHO-HER細胞にGnT-III遺伝子を導入することによって、EGFシグナル経路や受容体のエンドサイトーシスにどのような変化が起こるかを検討した。^<125>I-EGFを用いたリガンド結合実験によって、GnT-III導入細胞ではEGF受容体のうち低親和性のものが減少することがわかった。またGnT-III導入細胞では受容体のエンドサイトーシスが亢進することが明らかとなった。そこで糖鎖の改変したEGF受容体を精製し解析するため、EGF受容体にHis-tagをつけたものをCHO細胞に導入し、CHO-HER(His)細胞を確立した後GnT-III遺伝子を導入した。この細胞抽出液より金属キレートカラムと抗体カラムを用いることによってEGF受容体を精製した。現在、この精製物と人工脂質重膜を用いて細胞膜を再構成することを試みている。また一方で、EGFRをGFPにて蛍光ラベルし、GnT-IIIを同時にCHO細胞に導入したものを用いて一分子解析を試みている。
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