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迷走神経電位の定量的計測による新しい自律神経機能評価方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 13770339
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 循環器内科学
研究機関東北大学

研究代表者

南家 俊介  東北大学, 加齢医学研究所, 助手 (00323105)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード迷走神経活動 / 覚醒 / 人工心臓 / 自律神経機能
研究概要

本研究によって大動脈圧の変動、特に起立などの姿勢制御に伴っておこる血圧変動が自律神経系、特に迷走神経活動に及ぼす影響が確認された。
薬剤負荷による血圧変動と姿勢制御による血圧変動では同程度の血圧変動であっても自律神経機能に及ぼす影響が異なっており、特に経時的な自律神経活動の変動に対しては、明らかに異なった挙動を示すことが示された。自律的な姿勢制御においては血圧変動に先立って自律神経活動に変化がおこることが示されており、起立性低血圧の発症機序などの解明にも有用な知見であった。
また本研究用に構築したシステムは従来の自律神経機能評価方法に比して時間分解能が向上しており、姿勢制御に伴う血圧変動を予知することが可能であるものと考えられた。これによって、人工心臓等による人工循環制御下での血圧コントロール用のセンサーとしての活用が検討されている。
これらの成果は米国人工臓器学会・日本人工心臓学会・日本ME学会などで発表された。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 南家俊介: "完全人工心臓制御のための覚醒下迷走神経活動電位の定量的解析"加齢医学研究所雑誌. 54・3(印刷中). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] S. nanka, et al.: "Vagal nerve activity suggests a new control method of an artificial heart"Journal of congestive heart failure and circulatory support. 1(4). 207-212 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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