研究課題/領域番号 |
13770384
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
浅田 洋司 東北大学, 加齢医学研究所, 助手 (20332520)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | CATCH22症候群 / Grf40 / Gads / Gfr40 |
研究概要 |
Grf40がある22番染色体はGenBankでオープンになっており、Grf40のゲノム配列は、サーチが可能である。そのデータをもとに、ゲノムの中でPCRをかける部分を選定し、そのPCR産物をシークエンスすることで変異の検出が可能である。 現在、市販されている抗Grf40(Gads)ラビットポリクローナル抗体を使用し、ウエスタンブロットを行い、Grf40蛋白を検出することで、ヒト細胞株でT細胞株(Jurkat)に発現し、B細胞(Ramos)に発現していないことが判明している。細胞株ではなく、ヒトPBMNCに関して蛋白の発現を検出することも、現在可能である。PBMNCをautoMACSによりT細胞とB細胞に分離し、その細胞成分において発現の有無を検索し、今後、CATCH22症候群の病因と関連がつけられればと考えている。 Grf40のマウスモノクローナル抗体も、現在、完成しており、今後、ポリクローナル抗体に加えて、Grf40の蛋白解析が可能になると考えられる。 Grf40ノックアウトマウスは、免疫不全になることが判明しているが、今のところ、人間でそのような症例はない。また、本症例における当初の目的であるCATC22症候群とGrf40の関連についても、今のところ、特にデータは得られていない。
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