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多剤耐性遺伝子とCa^<++>/Na^+チャンネルの関係についてインビトロとインビボ研究

研究課題

研究課題/領域番号 13770496
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関山梨医科大学

研究代表者

ALI Syed・Arbab  山梨医科大学, 医学部, 助手 (20303399)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードP-glycoprotein / Ca++channel / Tc-99m-tetrofosmin / Tc-99m-MIBI / verapamil / flunarizine / DCB
研究概要

(目的)
培養細胞を用いてTc-99m-tetrofosmin, Tc-99m-MIBIの細胞内活性とCa++channel、Ca++、Na+との関連性を検討した。
(方法)
P-glycoproteinの存在しない培養細胞にCa++やNa+濃度の異なる6種類の溶液を加え、それぞれにTc-99m-tetrofosminあるいは、Tc-99m-MIBIを加え、細胞内活性を測定した。これとは別に、Na+やCa++濃度の異なる6種類の溶液を加え、3種類のCa++channel blocker(verapamil, flunarizine, DCB)投与後にTc-99m-MIBIあるいはTc-99m-tetrofosminを加えたウエルを作成し、細胞内活性の変化を測定した。
(結果)
細胞外にCa++の存在しない溶液では、コントロール群と比べてTc-99m-tetrofosmin, Tc-99m-MIBIの細胞内放射線活性は上昇した。Ca++濃度の高い溶液中では、Tc-99m-tetrofosmin, Tc-99m-MIBIの細胞内放射線活性は低下した。
3種類のCa++channel blockerを加えると、Na+、Ca++濃度の違いに関わらず全溶液でTc-99m-MIBIの細胞内放射線活性は上昇した。Tc-99m-tetrofosminの細胞内放射線活性は細胞の種類やCa++channel blockerの種類により異なる変化を示した。
(結論)
腫瘍細胞株においてCa++channel blockerはP-glycoproteinを介さずにTc-99m-tetrofosminやTc-99m-MIBIの洗い出しに関与することが示唆された。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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