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グレリンの視床下部-下垂体-性腺系に対する作用の検討

研究課題

研究課題/領域番号 13770640
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 内分泌学
研究機関日本医科大学

研究代表者

周東 祐仁  日本医大, 医学部, 助手 (70312056)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードグレリン / GHS受容体 / ラット / トランスジェニック / 性腺 / アンチセンス
研究概要

グレリンおよびgrowth hormone secretagogue(GHS)はこれらの受容体(GHS-R)に結合して作用を発揮する。我々はtyrosine hydroxylaseのプロモーターを用いて、GHS-Rに対するアンチセンスmRNAを発現するTgラットを作製した。このTgラットでは、視床下部弓状核においてGHS-Rの発現が低下しており、GHSに対する成長ホルモンの反応は低下、またGHSによる摂食促進行動は欠如していた。このTgラットを用いて、我々はグレリン/GHSの視床下部ー下垂体ー性腺系に与える影響を検討した。Tgラットは正常ラットと比較して雄雌ともに性成熟が遅延しており、雌Tgラットの性周期は不規則であった。性ホルモン濃度を測定したところ、雄Tgラットの血中テストステロン濃度は正常雄ラットとの間に差を認めなかった。また雌Tgラットの血中エストラジオール濃度も正常雌ラットと有意な差はなかった。さらに血中プロラクチン濃度をRIA法を用いて測定したところ、雄雌ともに正常ラットとTgラットの間に差を認めなかった。次に、性腺の組織学的検討を行った。正常およびTgラットの精巣についてヘマトキシリンエオジン(HE)染色を行い、精子数をカウントした。Tgラットにおいては、未成熟の精細管が数多く認められ、管空内の精子の数も減少していた。今後は、卵巣の形態学的検討、視床下部の黄体化ホルモン放出ホルモン(LHRH)細胞および下垂体のゴナドトロピン産生細胞の組織学的検討を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yujin Shuto: "Generation of polyclonal autiserum against the growth hormone secretagogue receptor(GHS-R)"Lite Sciences. 68. 991-996 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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