研究課題/領域番号 |
13770672
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
前田 真悟 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (80317156)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | DNA methylation / 抗癌剤感受性 / antisense oligonulcleotide / 胃癌細胞株 / 5-FU / CDDP / methylation / 抗癌剤耐性 |
研究概要 |
近年、DNA methylationと遺伝子の発現制御との関連が注目され、HDRなどの抗癌剤感受性因子との関連も報告されてきた。われわれは、DNA methyltransferaseに対するantisense oligonucleotideを作成し、DNA methylationが及ぼす5-FU及びCDDPへの感受性変化を検討した。 胃癌細胞株TMH-1、MKN-45、MKN-74に対し、DNA methyltransferaseのantisense oligonucleotideまたはnonsense oligonucleotideを2.5uMの濃度で前処置した後、抗癌剤5-FU(1.100ug/ml)またはCDDP(0.5.50ug/ml)を接触させ、抗癌剤感受性をMTT assayまたはBrdU uptake incorporation assay(BrdU assay)で判定した。 DNA methyltransferaseに対するantisense oligonucleotideの配列は、5-TCTATTTGAGTCTGCCATTT-3とした。nonsene oligonucleotideの配列は、5-TGTGATTCTCCTTATTCGA-3とし、antisense oligonucleotideの塩基配分と同様に作成した。 結果として、antisense群はnonsense群と比較して、5-FUに関しては、TMK-1、MKN-45で約20%の感受性の増強がみられ、感受性因子として、TS mRNA、DPD mRNAの発現を定量的PCR法を用いて測定したが、TS mRNAは両群で差がなく、DPD mRNAはantisense群で有意に低下していた。CDDPでもTMK-1、MKN-45で約15%の感受性の増強が認められた。
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