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移植拒絶反応時に出現する細胞障害性マクロファージの標的細胞特異性:認識分子生物学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 13770874
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関岐阜大学

研究代表者

伊藤 慎一  岐阜大学, 医学部附属病院, 助手 (70324308)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード拒絶反応 / 細胞障害性マクロファージ
研究概要

種々の異なった腫瘍組織適合性抗原(MHC)のマウスの組み合わせを用いて皮膚移植を行っている。移植された皮膚およびレシピエント側の周囲組織中の浸潤白血球をコラゲナーゼ処理によって回収し、その後特異抗原を用いてcell sorterによって特異的細胞の分画を行っている。現在、細胞の分画に関して最適な条件設定を行っている。そしてAllograft induced macrophage (AIM)の各種のマウスリンパ芽球に対する細胞傷害活性を測定し、皮膚移植拒絶反応の際に浸潤してくるAIMの標的細胞特異性の比較検討を進めるべく条件設定を行った。
AIMはマクロファージ系に属する細胞ではあるが、抗体非依存性に自己/非自己を認識できるAIM上にある受容体としてT cell receptorあるいはそのhomologueがあるかどうかをanti-TCR(α-β)またはanti-TCR(γ-δ)を用いてFACSで解析し、さらにそれぞれのcDNA probeを用いてNorthern hybridizationでmRNAレベルでの発現があるかどうかを調べている。一方、AIM上の受容体のリガンドはMHC class I分子であることが明らかにされており、^<125>Iでラベルしたsoluble MHC class Iを用いて受容体との間にDSSを用いて共有結合を作成し、SDS-PAGEで分離し、autoradiographyにて受容体分子との複合体を検出する予定である。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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