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子宮体内膜細胞の細胞接着に関与する新たな情報伝達機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 13770937
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

片岡 史夫  慶應大, 医学部, 助手 (40306824)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードトロフィニン / 細胞接着分子 / 酵母ツーハイブリット解析法 / in vitro蛋白結合解析法
研究概要

我々の研究グループは、ヒト子宮内膜腺癌由来のSNG-M細胞とヒト精巣奇形腫由来のHT-H細胞との接着現象に着目し、発現クローニング法を用いて新しい細胞接着分子であるトロフィニンとその関連分子群であるビスティンとタスティンを見出し報告してきた。また、酵母ツーハイブリット解析法とin vitro蛋白結合解析法を用いて本分子群の相互作用を明らかにしてきた。また、本分子群が胚胞のトロホブラストと子宮内膜との接着現象、すなわち着床において重要な役割を有しており、中でも細胞質内蛋白であるビスティンが鍵を握る分子であることを予測している。
一方、これら分子群には種々のプロテインキナーゼによるリン酸化部位が多数存在していて、特に細胞膜蛋白であるトロフィニンの細胞質内ドメインには3ヶ所、細胞質内蛋白であるビスティンには4ヶ所、タスティンには5ヶ所のリン酸化部位を確認している。
本研究において本分子群の相互作用に重要なリン酸化部位を同定し、トロフィニンによる細胞内情報伝達機構を解析することを目的とした。そこでPCRプライマーを作製し、PCR法によりそれぞれに存在するリン酸化部位各種のdeletion mutantのcDNAを作製した。
現在は、deletion mutantのcDNAを酵母発現ベクターに組み込み、酵母L-40株を用いて酢酸リチウム法で形質転換を行い検討中である。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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