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HLA-DR4拘束性タイロシネースメラノサイト抗原特異的原田病眼局所T細胞の解析

研究課題

研究課題/領域番号 13771015
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

杉田 直  医科歯科大, 助手 (10299456)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード原田病 / T細胞クローン / HLA-DR4 / メラノサイト関連抗原 / ぶどう膜炎
研究概要

1)T細胞クローンの用意:我々は以前よりぶどう膜炎の活動性病変のあるHLA-DR4(DRB1^*0405)陽性原田病患者数名の眼局所浸出細胞、脳脊髄液内浸出細胞及び末梢血単核球(PBMC)を採取して、rIL-2、feeder細胞存在下に限界希釈法を用いてT細胞クローンを樹立していた。今回、主にその中のCD4陽性T細胞クローンを中心にスクリーニングを行った。このコントロール細胞にベーチェット病とサルコイドーシスHLA-DR4陽性患者のT細胞クローンを用い、HLA-DR4陽性健常人PBMCからも同様に樹立し、検討を行った。
2)標的細胞の用意:Target cellとしてHLA-DR4(DRB1^*0405)transfectantのL-DR4細胞株を用いて、これらを抗原提示細胞として自己のPBMCと共に用いた。
3)抗原の用意:tyrosinase peptide(450-462; SYLQDSDPDSFQD、gp100peptide(44-59;WNRQLYPEWTEAQRLD)の二つのメラノサイト関連抗原を用いてスクリーニングした。陰性ペプチドとしてHA peptide(307-318; PKYVKQNTLKLAT)を用いた。
4)サイトカインassay:樹立した原田病CD4陽性T細胞クローンのRANTES産生能をELISAにて測定する事でスクリーニングを行ったところ、assayしたT細胞クローンの数クローンがtyrosinase peptide、gp100peptideに対してHLA-DR4(DBR1^*0405)拘束性に反応しRANTES産生能の増加を認めた(20クローン中、7クローン)。これは原田病に特異的で、HLA-DR4陽性ベーチェット病、サルコイドーシス眼局所由来T細胞、健常人PBMC由来T細胞には全く認められなかった。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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