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性ホルモンの眼内における役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 13771029
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関佐賀医科大学

研究代表者

小林 かおり  佐賀医科大学, 医学部, 講師 (60325595)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2002年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2001年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード毛様体 / エストロゲンレセプター / 17β-HSD4型 / 間接蛍光抗体法 / RT-PCR / in situハイブリダイゼーション / 高度近視 / 脈絡膜新生血管膜
研究概要

本年度は昨年度より引き続き、間接蛍光抗体法にてエストロゲンレセプターとエストロゲン代謝酵素である17ベーターハイドロキシステロイドデハイドロゲナーゼ4型(17β-HSD4型)のタンパク質の発現について、毛様体における分布を検討した。さらにRT-PCR、in situハイブリダイゼーションにてmRNAの毛様体における発現、分布を検討した。
1)ウシ、サルの摘出眼球より毛様体の凍結切片を作製し、4%パラホルムアルデヒド固定した。エストロゲンレセプターと17β-HSD4型の局在を検討するため、間接蛍光抗体法を施行し、共焦点顕微鏡を用いて観察した。ウシにおいて抗エストロゲンレセプター抗体による反応は、毛様体の扁平部には均一にみられたが、毛様体襞部の前部では、後部に比較して染色性が弱かった。17β-HSD4型は、毛様体上皮の部位による発現量の差はみられなかった。
2)エストロゲンレセプターのmRNAの発現を検討するために、RT-PCRを施行した。サル毛様体よりRNAを抽出し、RT-PCRを行った。得られたPCR産物の塩基配列を決定した。サル毛様体におけるエストロゲンレセプターの発現が確認された。in situハイブリダイゼーションにて、エストロゲンレセプターと17β-HSD4型の局在を解析した。
哺乳類の毛様体上皮に性ホルモン及び性ホルモン代謝酵素が存在することは、毛様体上皮における性ホルモンの役割を示唆した。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] K.Kobayashi, H.Kobayashi: "Detection of estrogen receptor by in situ hybridization"Methods Mol Biol.. 196. 79-84 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Kaori Kobayashi: "Expression of Estrogen Receptor in the choroidal Neouascular Membranes in Highly myopic eyes"RETINA. (印刷中). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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