研究課題/領域番号 |
13771061
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
平林 剛 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (70238385)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | CD40L / DC / 神経芽腫 / DENDRITIC CELL |
研究概要 |
in vitroにおけるDCの活性化: A/Jマウス骨髄細胞由来のDCとTBJ-CD40LまたはMOCKを24時間混合培養し、上清中のIL-12の産生をELISA plateにて定量したところ、以前の結果は再現できず、IL-12産生能はせいぜい1.5倍程度でありDCの活性化はCD40Lのみでは不十分であると思われる結果となった。最近、DCの活性化にはCD40LのみでなくIL-4の刺激が重要であると報告されていることから、われわれは担がんマウスの腫瘍内に浸潤したDC(抗CD11c抗体ビーズカラムにて樹立、以下TIDC)または正常健常人の末梢血由来のDCをon day6にfreshなIL-4存在下(10ng/ml)でCD40L遺伝子導入株と混合培養したところ、マウスにおいては約3倍、ヒトにおいては約1000倍のIL-12産生向上がみられ併用効果が観察された。またTIDCを接種(1x10^5/mouse)させた健常マウスは腫瘍親株を拒絶することから、TIDCは腫瘍抗原獲得能を用いることが示唆された(投稿準備中)。 in vivoにおける増殖抑制効果: 上記の結果から、当初計画していたCD40L遺伝子導入株とDCのFusion cellを用いたモデルは一時断念し単純にCD40Lのみの持つ抗腫瘍効果をin vivoにて観察した。Syngeneic A/JまたはCB17scidマウス皮下にTBJ-CD40LまたはTBJ-MOCKをinjection(1x10^6/mouse)し経時的に腫瘍計を測定したところTBJ-CD40Lの増殖はA/Jでは著しく抑えられたがscidマウスにおいてはまったく抑制されなかった。以上のことからCD40Lのもつ抗腫瘍効果はNKではなくTまたはBリンパ球が重要であることが示唆された。
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