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細胞成長因子がヒト歯髄細胞の接着分子発現におよぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 13771149
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関愛知学院大学

研究代表者

中田 和彦  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (70261013)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード歯髄 / 接着分子 / Platelet endothelial cellular adhesion molecule-1 (PECAM-1) / 細胞培養 / 細胞成長因子 / basic fibroblast growth factor (bFGF) / イムノブロット法 / Platelet endotherial cellular adhesion molecule-1(PECAM-1) / basic fibroblast growth factor(bFGF) / RT-PCR法
研究概要

ヒト歯髄細胞(DP細胞)の接着分子Platelet endothelial cellular adhesion molecule-1(PECAM-1)発現におよぼす細胞成長因子EGFおよびbFGFの影響について、高感度なイムノブロット分析法を用いて検索した。
臨床分離したDP細胞をコンフルエントに達するまで培養した後、代表的な細胞成長因子である上皮増殖因子(epidermal growth factor : EGF)および線維芽細胞増殖因子(basic fibroblast growth factor : bFGF)を所定の濃度範囲(0.8,4,20,100ng/mL)で48時間作用させた。所定時間が経過した後、界面活性剤(トリトンX-100など)を含む抽出用バッファーを用いて細胞膜画分を回収し、イムノブロット法のサンプルとした。各サンプルのタンパク濃度を測定後、タンパク量が10μg/レーンとなるようにしてSDS-PAGEを行った。ニトロセルロースメンブレンを用いて、タンパクのブロッティングを行った後、ブロッキンクを行った。ついで、抗ヒトPECAM-11次抗体およびHRP標識2次抗体をそれぞれ反応させて、ECLウエスタンブロッティング検出システムとX線フィルムを使用して発光シグナルを検出した。
その結果、次のような知見を得た。
(1)DP細胞は、無血清培地条件下において、無刺激の場合、PECAM-1をタンパクレベルで発現していなかった。
(2)DP細胞のPECAM-1タンパクの発現は、EGFおよびbFGF添加によって、まったく誘導されなかった。
以上のことから、DP細胞は、血管内皮細胞や白血球などでみられるような接着分子PECAM-1の発現を示さないことが明らかとなった。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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