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二次焼結を応用した焼結金属による陶材焼付前装冠の強度に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13771156
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関東北大学

研究代表者

今野 龍彦  東北大学, 歯学部附属病院, 助手 (80282143)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード焼結金属 / 二次焼結 / 強度 / 引張強度 / 陶材焼付強度 / 陶材焼付前装冠 / 破壊強度
研究概要

二次焼結を応用した市販金属の,従来型焼結金属に対する,金属自体の強度および陶材との焼付強度は,平成13年度(以下昨年度)の計画の試験結果から,同等もしくはそれ以上であることがわかった.その結果をふまえ,平成14年度(以下本年度)の計画は,金属自体の強度ならびに,陶材との焼付強度の更なる向上をめざして,二次焼結を応用した市販焼結金属の,焼結の技法の改良にあった.具体的には,二次焼結における,(1)添加金属の改良,および,(2)焼結スケジュールの検討,であった.(1)は強度向上に有効と思われる添加金属を数種類選択し,単独で用いた場合,あるいは組み合わせて用いた場合それぞれについて検討し,(2)は焼結時の温度の増加や昇温速度の増減について検討した.検討項目に関しては,強度(引張強度)についてのみ行い,焼付強度に関しては,本年度中に計画を完全には遂行できなかった.実験方法に関しては,昨年度と同様の方法すなわち,金属の板状試料を製作し,引張試験を行った.本年度の実験結果から,(1)(2)に関して,従来型のスケジュールに比し,いずれの場合においても同等の値を示すにとどまり,高い値を示す傾向のものは発見できなかった.つまりは現時点では,残念ながら有効な添加元素あるいは,焼結スケジュールの発見には至らなかったと言わざるを得ない.しかし,焼き付け強度に関して研究項目がすべて終了しているわけではないので,あるいは(1)(2)は焼付強度に関して有効な組み合わせが発見できるかもしれない.今後引き続き研究を続けていきたいと考えている.

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 今野龍彦, 陶 建祥, 依田正信, 木村幸平, 奥野 攻: "焼結金属を用いた陶材焼付前装冠に関する基礎的検討 第4報 二次焼結応用クラウンの強度"日本補綴歯科学会雑誌. 46巻107回特別号. 165 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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