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歯槽骨再建・再構築を目的とした歯科用生体材料の開発

研究課題

研究課題/領域番号 13771166
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関広島大学

研究代表者

牧平 清超  広島大, 歯学部附属病院, 助手 (80304450)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード未分化間葉系細胞 / 骨 / 骨芽細胞
研究概要

平成13年度実験概要
4週齡ウサギ骨髄より未分化間葉系細胞を採取し、アパセラム上で増殖させた。予備実験において、アパセラム中に未分化間葉系細胞が侵入していくことをMTS assayにて確認している。つぎに、アパセラムに接着、伸展した未分化間葉系細胞にDexamethasone、β-Glycerophosphate、ascorbic acidを添加し骨に分化誘導させたもの、またはさせなかったものを、それぞれアパセラムとともに5週齡のヌードマウスに移植した。
移植8週後に軟X線撮影およびパラフィン切片作製(HE染色)を行った。その結果、,HE染色にて未分化間葉系細胞を骨に分化させ移植した場合には、骨芽細胞様の組織が観察された。軟X線の観察においても分化させ移植した場合の方が、分化させなかった場合と比較して不透過像の幅は大きかった。
一方、コラーゲン含有ハイドロキシアパタイトを担体として未分化間葉系細胞とともにヌードマウスへの移植実験を行ったが、移植後、4週より吸収が認められた。これは、コラーゲン含有ハイドロキシアパタイトは担体としての強度に問題があったものと考えられる。さらなる改良が必要と思われる。
本年度の研究結果より、骨髄より未分化間葉系細胞とアパセラムの組み合わせによって、顎堤を再構築するティッシュエンジニアリングの可能性が示唆された。次年度は、さらに骨の強度や、骨形成後の吸収について詳細に検討する予定です。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Ming Shen et al.: "Induction of basic helix-loop-helix protein DEC1 (BHLHB2)(1)/Stra13/Sharp2 in response to the cyclic adenosine monophosphate pathway"European Journal of Cell Biology. 80. 329-334 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 牧平清超: "新規細胞外基質蛋白群: Matrilin Family"広大歯誌. (印刷中). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 牧平清超: "甲状腺ホルモンの成長板軟骨細胞への作用-aggrecanaseおよびプロテオグリカン分解作用-"軟骨代謝学会誌. 抄録集. 44 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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