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成長ゾーンを有する肋骨・助軟骨移植片の自立的成長能に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13771207
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関近畿大学

研究代表者

津山 泰彦  近畿大, 医学部附属病院, 助手 (90302687)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードCoscochondral fraft / 自立的成長能
研究概要

平成13年度は、成長ゾーンを有するcostochondral graftにおいて、遊離移植をいくつかの異なった移植床について行い、骨成長および骨代謝機構に違いがあるかどうか、形態学的、組織学的、生化学的および分子生物学的に解析した。
(1)Costochondral graftの移植モデルおよび血管柄付モデルの開発
幼若家兎の肋骨-肋軟骨部を用いて移植を行った。移植床としては、骨あるいは軟骨との接豫を有する点から頭蓋骨骨膜下、耳介軟骨軟骨膜下に移植し、血行による差を明らかにする点から背部皮下、大腿直筋筋肉内、肝臓内への移植を行った。
(2)各遊離モデルと血管柄付移植モデルとの骨形成に関する形態学的および組織学的比較検討
各移植床に遊離移植されたcostochondral graftを術後4,8,12,18,24週において長さを測定し成長曲線を比較検討した。X線上で形態学的に検討し、また脱灰および非脱灰研磨標本を作成し組織学的検討を加えた。
(3)採取した検体から肋骨・肋軟骨接合部を取りだし、肋骨・肋軟骨接合部における生化学的および分子生物学的解析を行った。
1)骨新生状態を各種タンパクの定量、Ca、Pの定量により行った。
2)コラーゲン、オステオカルシン、オステオネクチン、オステオポンチンなどの細胞外マトリクスの発現を免疫組織学的手法にて、そのmRNAの発現をin situ hybridazationにより検討した。
3)アルカリフォスファターゼ活性など骨形成に密接に関連する物質の活性の変化を抗体染色法、組織化学法により検討した。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 井畑 秀久: "幼若家兎を用いたcoscochondral graftの成長に関する実験的研究"日本形成外科学会誌. 11. 236-245 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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