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顎関節症発現に及ぼす性ホルモンの影響

研究課題

研究課題/領域番号 13771260
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関広島大学

研究代表者

河田 俊嗣  広島大学, 歯学部附属病院, 講師 (80281161)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード顎関節症 / サイトカイン / 成長 / Sex hormon / OVX / ORX / Bone remodeling
研究概要

大理石骨病(op/op)マウスは、機能的なマクロファージ・コロニー刺激因子(M-CSF)の欠如によって破骨細胞の顕著な欠乏を引き起こします。この動物は,下顎頭の発達が悪いことでよく知られています。さらに,このマウスは,一般に歯が萌出せず無菌症である。よって,下顎頭の発達遅滞はM-CSF欠損による大理石骨病と歯がないためによる機能的な刺激が加わらないための両面でおこると考えられる。すでに,M-CSFを多量に投与することで歯が萌出することは知られている。しかしある程度のM-CSFの量であると、歯が萌出しないことが,我々の実験から明らかとなった。その方法を用いることで,歯の機能は,ないままにM-CSF単独の下顎頭修復効果を観察することが可能となる。現在の研究では、私たちが、突然変異マウスの中でM-CSFの連続投与後に下顎の関節頭の骨および軟骨構成を観察しました。生後10日のop/opマウスは、下顎枝内部の骨再吸収がM-CSF投与後5日後より始まった。その骨吸収は生後15日後に、骨髄腔の形成とういうかたちで顕著に現れました。生後25日では、治療していないop/opマウスの関節頭が、軟骨組織で構成さたままであった。しかし,M-CSF投与によって治療されたop/opマウスは、骨改造,下顎頭および下顎枝の形態学的に下顎頭中の破骨細胞におけるM-CSFの役割によってほぼ完全に近い状態に回復されました。しかし,機能が加わっていないことから,関節円盤の軟組織が組織学的に脆弱であるように観察された。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Toshitsugu KAWATA, Chiyoko TOKIMASA, Tadashi FUJITA et al.: "Effect of macrophage colony-stimulating factor on osteoclast differentiation and the relevant morphologic modification in the mandibular condyle of osteopetrotic(op/op) mice"Biomedical Reserch. 23・3. 161-165 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Fujita T, Kawata T et al.: "Differences in the influences of ovariectomy and orchiectomy on the remodeling of mandibular condyle and femora in mice"Biomed. Res. Tokyo. 21(印刷中). (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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