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乳児期における哺乳形態が、小児咀嚼機能に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 13771292
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関朝日大学

研究代表者

仲岡 佳彦  朝日大学, 歯学部, 助手 (50319125)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード咀嚼発達 / 哺乳形態 / 乳歯列 / 歯列形 / デンタルプレスケール / 口腔周囲筋 / 筋電図
研究概要

【目的】小児の咀嚼発達の観点から乳児がどのようにして吸啜から咀嚼へと開始し、成長発育によりそれがどのように変化するかについての検討が重要であると考えられる。そこで本研究は、乳児期の哺乳形態の違いによる幼児の顎の成長や口腔機能についての影響を検討する目的で行なった。
【被験児及び方法】1.岐阜県下幼稚園児315名を対象として、哺乳形態と歯列弓幅径および咬合力との関係について実地調査を行った。小児の上下顎の犬歯間幅径は口腔内にて直接ノギスにて計測し、咬合力は第二乳臼歯を対象に咬合力計を用いて計測を行なった。保護者には事前に研究の主旨を説明し、生後3ヶ月までの授乳方法と咀嚼発達についてアンケートを行った。
2.本学附属病院、小児歯科に来院した健康状態が良好で顎口腔機能に異常の認められない、乳歯列患児で齲蝕の認められない、18名を対象とした。保護者には事前に研究の主旨を説明し、哺乳形態や現在の咀嚼状態について23項目についてアンケートを行った。また富士フィルム社製、オクルーザを用いて咬合力及び接触面積など13項目についても計測を行なった。さらに歯列形態への影響への観察として、上下顎印象を採得し、上下顎乳犬歯間幅径・第二乳臼歯間幅径・歯列弓長・ターミナルプレーンなど、14項目について計測を行なった。各データをMicrosoft社製・Excelにて解析を行なった。アンケートより、乳房哺育群・人工哺育群・混合哺育群に分類し、Paired t-testにて有意差の検定を行なった。
【研究成績】乳房哺育群・人工哺育群・混合哺育群の群間には、咬合力・歯列の発達状態に有意な差は認められなかった。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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