研究課題/領域番号 |
13771378
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 富山医科薬科大学 |
研究代表者 |
田渕 明子 富山医薬大, 薬学部, 講師 (40303234)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | ニューロトロフィン / 脳由来神経栄養因子(BDNF) / ニューロトロフィン-3(NT-3) / 初代培養神経細胞 / 神経活動 / 電位依存性カルシウムチャネル / プロモーター解析 |
研究概要 |
本研究は、神経細胞の生存維持や機能に関わるニューロトロフィンである脳由来神経栄養因子(BDNF)の遺伝子発現制御機構を解明し、BDNF遺伝子活性化薬剤スクリーニング法を確立することを目指している。なお、本研究は、初代培養大脳皮質ニューロンを用い、ルシフェラーゼレポーターベクターの遺伝子導入を主な手法として取り入れている。本年度の研究実績は次の通りである。1.BDNF遺伝子プロモーターIの脱分極に応答するエレメントの同定 BDNF遺伝子の4つのプロモーターのうち、プロモーターI(P-I)には、2つの異なる(proximal&distal)領域に応答エレメントが存在している。このうちのproximal領域内へ変異導入を行い、その転写活性を測定した。その結果、cAMP responsive element(CRE)様配列とその周辺数塩基が重要であることを明らかにした。2.P-I活性化に関与する転写制御因子の同定 1.によって明らかとなった領域をプローブにしてゲルシフト法を行った。その結果、CREに結合できる因子、特にATF/CREBファミリーに属する因子とupstream stimulatory factor(USF)の両者が結合していることが明らかとなった。これらのdominant negative変異体の過剰発現実験から両者がP-I活性化に関与しているという結果もすでに得ている。3.転写制御因子を活性化するシグナル伝達分子の解析 MAPキナーゼカスケードの阻害剤を添加することにより、脱分極によるCa^<2+>シグナリングがMAPキナーゼを介してP-I活性化を惹起していることが示唆された。
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