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障害児・者の家族の自立観と地域支援

研究課題

研究課題/領域番号 13771473
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関大阪大学

研究代表者

伊藤 美樹子  大阪大学, 医学部, 講師 (80294099)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード障害児・者 / 家族支援 / 介護者のライフコース / きょうだい / エンパワメント
研究概要

本研究の課題である障害をもつ子どもの介護は長期にわたるため、介護家族のライフコースに与える影響は少なくないと考えられる。平成14年度は平成13年1度にひきつづき、家族の中でも特にきょうだいに焦点を当て、障害児・者の家族の中でどのように育っていくのかを介護役割、障害をもつ同胞との関係性、きょうだい自身と親の関係の3つの点から把握分析することを目的として、成人したきょうだいを対象にしたインタビュー調査を実施し、データの質的分析と分析結果の妥当性の検証を行った。妥当性の検討については、まず、報告書をまとめ、それを当事者や関係者に配付し、意見をもらうことによって行った。また障害をもつきょうだいの会や設立にきょうだいが深く関わったグループホームなどの事例も訪ねて情報収集を行い、きょうだいのライフコース分析の参考とした。障害児のきょうだいであるという自覚は主としてきょうだいの就学前後に経験されていたが、研究データが成人したきょうだいによる後ろ向きの聞き取りデータであるため、幼少期の経験についての妥当性をより確認するため、観察法により、学歴期のきょうだいと障害をもつ同胞との関係を把握し分析の参考とした。研究の成果の一部はメキシコで口演発表をおこなった。途中、出産のために研究が中断したため、論文発表など計画の一部に遅れが生じているが、今年度の研究実績として当事者グループなどとの関係性がもてるようになったことは今後の研究の発展に有意義であると評価している。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Mikiko Ito: "People with handicapped siblings and their relationships involving their siblings, themselves and the outside world"9th International And 1st Iberoamerican Qualitative Health Research Conference (Mexico, Guodelajara). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Mikiko Ito. et al.: "Long-term prognosis of patients with West syndrome in Japan : medical aspects"Brain & Development. 23. 692-694 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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