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処置場面における小児看護婦の関わりの要素とタイプの関連

研究課題

研究課題/領域番号 13771543
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関聖路加看護大学

研究代表者

鈴木 里利  聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (40310411)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード子ども / 小児 / 反応 / 処置 / 痛み / 看護師の関わり / 看護師の態度 / 看護婦の関わり / 看護婦の態度
研究概要

【研究目的】
本研究の目的は、処置場面における子どもと看護師の関わりから、看護師の関わりの要素と関わりのタイプの関連を明らかにすることである。
【研究結果】
先行研究(課題番号11771570)で明らかにするに至らなかった看護師の関わりの要素と関わりのタイプの関連を明らかにするため、ケース数を増やし、継続比較分析を行った。研究デザインは、質的帰納的因子探索型の研究である。
昨年度は、処置場面における看護師の関わりに関する文献検討を行った。
今年度は、先行研究にケースを追加し、さらに継続比較分析を行った。対象は、先行研究と同様の条件とし、短期入院の年長幼児と処置に関わった看護師とした。対処数は先行研究のものと併せて、子ども17名、看護師21名であった。
結果、処置前の『不安にさせない』と『共に臨む』関わり、処置中の『意志の尊重』と『危険からの保護』の関わり、処置後の『努力を認める』と『関係の修復』の関わりのそれぞれの関わりの要素は、各要素のバランスがとれているかどうかによって、《歩み寄りの関わり》、《平行線をたどる関わり》、《脅かしの関わり》のタイプに分かれた。《歩み寄りの関わり》では、処置前、処置中と関わりの要素のバランスがとれ、処置もスムーズに遂行していた。一方、看護師がイメージした処置の展開にならず、子どもも苦痛を表現するような処置となった場合は、《脅かしの関わり》のタイプをとっていた。また、子どもと看護師のお互いの行動や反応が適切に相互作用していない場合は、《平行線をたどる関わり》になっていた。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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