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空間情報データベース及びインターネットによる各国の文化財保護システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13780100
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 文化財科学
研究機関独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所

研究代表者

二神 葉子  独立行政法人文化財研究所, 東京文化財研究所・国際文化財保存修復協力センター・国際情報研究室, 研究員 (10321556)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード文化財 / 文化財保護関連機関 / データベース / 国際協力 / 自然災害 / アンケート / 地理情報システム
研究概要

初年度に引き続き、各国の文化財保護に関わる機関についての情報収集を行った。情報収集は文献、インターネットおよび昨年度に質問項目を検討したアンケートの手法を用いる。アンケート調査については、機関に直接郵送して行うものと、研究代表者の所属する機関の研究者に対して、訪問先の機関に関して実施するものとの2本立てであった。また、出張や研修事業の機会をとらえて、来訪した外国人専門家に対してもアンケート調査を行うとともに、出張先(イギリス等)での専門家への聞き取り調査を行った。
初年度に引き続き、地理情報解析ソフトウェアを用いて空間情報データベースを作成した。整理した情報は地理情報データ公開用ソフトウェア(Internet Map Server)を用いてインターネット上に公開し、全世界からデータベースの閲覧を可能にするものであった。データ公開用のサーバは所属機関に既存のものを用いた。また、文化財保護に対する空間情報データベースの利用に関して、関連分野の学会(日本文化財科学会およびその他の研究会で発表)で研究発表を実施するとともに、研究成果を学会誌「考古学と自然科学」に投稿した。これらは、日本および世界の文化財の地震危険度に関するもので、昨年度作成したデータベースによる研究成果である。
さらに、研究結果をインターネットに接続できない環境でも参照可能にするため、本研究で得られる成果の全てを一般のパソコンに必ずインストールされているブラウザソフトのみで閲覧可能なCD-Rを作成するとともに、印刷物も別途作成した。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 二神葉子, 隈元 崇: "活断層に起因する国宝文化財の地震危険度評価-国宝文化財所在地データベースの構築と活断層データベースとの連携-"考古学と自然科学. 44. 45-75 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 二神葉子, 井上 敏: "ドイツにおける考古学遺産の保存と活用-ヨーロッパにおける遺跡の保存と活用の事例(1)-"保存科学. 42. 107-114 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Futagami, Yoko, Kumamoto, Takashi: "Application of Geographic Information System for Conservation of Historic Monuments-Case Study and Current Problems at NRICPT"Conservation of Monuments in Thailand [II] Proceedings of the Second Seminar on Thai-Japanese Cooperation in Conservation of Monuments in Thailand. 62-64 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 二神葉子, 井上敏: "世界の文化財保護法の話-アジアの例を中心に-"文化遺産の世界. 4. 18-20 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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