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理科及び総合的な学習の時間での利用に向けた環境教育に関する活動教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 13780105
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関広島大学

研究代表者

大鹿 聖公  広島大学, 大学院・教育学研究科, 講師 (50263653)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード総合的な学習の時間 / 活動教材 / 環境教育 / マルチメディア教材 / インターネット
研究概要

1 環境教育に関する資料・情報の収集
インターネット上で公開されている環境教育に関する各種基礎資料ならびに活動資料について情報の収集を行った。また、アメリカで開発され日本での導入が始まったproject WILDについて、指導者研修会に参加し、活動状況や普及実態を把握した。
環境教育に関して、教材開発のあまり進められていない動植物の生態や分布に関する取り組みを焦点とした活動教材を開発する必要性が高いことが明らかとなった。
2 活動教材としての内容の検討
project WILDの内容を詳細に検討し、日本の教育現場で利用可能な教材の選択を行った。また、その他の資料から具体的に活動教材として利用可能な教材について検討を行った。環境を扱う上で、科学的素養や科学的な技能が習熟されていない理科専門外の教師でも取り扱えるものを基準とした。そのため、科学的な基礎知識について、専門的な立場からだけでなく、比較的理解しやすい内容や項目を選択し、扱いが行いやすいものとした。
3 活動教材を用いた授業実践とその評価
上記2で検討した教材の中から、生物のつながりにおいて実施できる活動教材について、授業での導入を前提とした指導案を作成し、中学校において実践を行った。中学校3学年5クラスを対象として授業実践を行い、アンケート調査を行った結果、活動教材が正との授業への取り組みを活発にすること、活動内容から学習理解が容易に図れることなど、活動教材に対する肯定的な評価を得ることができた。また学習内容の理解以外にも、科学的な思考力や判断力、協調性の育成などについても、効果が得られ、活動教材は、従来の教材と比較して多面的な利点を持つことが明らかとなった。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 大鹿聖公: "アメリカ合衆国ジョージア州の高等学校における生物教育の現状"生物教育. 42・4. 204 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 大鹿聖公: "生物教育におけるインターネット活用の試み2 -開発した教材の利用状況とアンケートによる評価-"生物教育. 42・1. 21-29 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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