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タスクのデータベース化による自律英語学習プログラムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13780111
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関北海学園大学 (2002)
小樽商科大学 (2001)

研究代表者

平田 洋子  北海学園大学, 工学部, 助教授 (90241421)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード英語学習 / タスク / 問題解決 / 学習履歴 / 言語能力 / 言語活動 / 英語教育 / 自律学習 / 学習過程 / 学習診断 / データベース / サポートシステム / 学習目標
研究概要

本研究課題では、問題解決型の言語活動である英語タスクをデータベースとしてまとめ、学習者に教室という枠組みを超えて、英語の総合的運用能力を向上させることに加えて、習熟レベル、学習目標、ニーズなど学習者の多様性に対応した英語学習を支援する学習環境を提供することを目指した。学習状況管理ソフトウェアを導入することによって学習者自身が学習過程を振り返り、習得内容および進捗程度を把握・理解することで、長期的な学習過程の自己診断ができるように設定した。リーディング、リスニング、語彙、文法などタスクを遂行するために必要とされる技能や、個人・グループなど言語活動スタイル等の範疇に分類しデータベース化した。このような学習環境を構築することによって、学習者に多種多様で豊富な言語材料を多元的なイメージを用いて繰り返し、かつ効率的に提供することができるようにプログラムを開発した。
日本人大学生210名に対して1年間実施した結果、学習者は各自の習熟レベルの程度や興味に応じて主体的に取捨選択し、学習内容の再確認を行いながら言語活動に取り組むことができた。また、学習状況履歴の記録によって、学習経過を自覚することが容易となったため、次回の学習が促され、自律学習に不可欠な継続性を高めることができることがわかった。さらに、教師にとっては、個々の学習者の学習記録をもとに学習者一人一人に応じたきめ細かなサポートを行うことが可能であることがわかった。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Yoko Hirata: "Integrating Language Focus Activities into the Listening Classroom"Language Studies. 第10号. 75-81 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Yoko Hirata: "Counseling System : Effective Implementation for Self-Access Language Learning"人文研究. 第104輯. 121-140 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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