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メディア・リテラシー教育実践の類型化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13780113
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関東京大学

研究代表者

山内 祐平  東京大学, 大学院・情報学環, 助教授 (50252565)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードメディアリテラシー / 学校教育 / 放送局 / 教育実践のモデル化
研究概要

本年度の研究では、昨年度にひきつづき、日本のメディアリテラシー教育に歴史的に特徴として見られるメディア制作活動と最近になって概念に導入された批評する活動の関係に関するモデル化を行った。
特に、日本民間放送協会と東京大学大学院情報学環MELL Projectで行われた実践を中心にモデル化と分析を行った。「民放連プロジェクト」は、送り手と受け手が放送メディアを学び合う、新しい場を地域社会の中に作っていくことを目的としている。今年は、昨年度に引き続き、長野県と愛知県でパイロット研究を進めるとともに、宮城県、福岡県でも実践を行った。長野県は、テレビ信州と同県でメディアリテラシー教育を推進している林直哉・梓川高校教諭を中心とする各地の中学、高校で共同研究を行っている。愛知県は、東海テレビ放送と清水宣隆教諭をはじめとする私立春日丘中学・高校で実践が行われた。宮城県では東日本放送とせんだいメディアテーク、南方町ジュニアリーダーの協力体制の元生中継番組が制作された。福岡県では、RKB毎日放送と子どもとメディア研究会、台湾政治大学附属小学校の間で国際交流学習が行われた。今年の研究では、長野の実践を、メディア・リテラシーに取り組むリーダー(学校教師、子供たちのリーダーなど)を養成するためのプランとして、愛知の実践を地域に根ざした活動を定着させるためのプランとして、宮城の実践を社会教育に開かれたモデルとして、福岡の実践を教育NPOに開かれたモデルとして位置づけて、モデル化を行った。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 山内祐平: "メディア・リテラシーと民放連プロジェクトの取り組み"月刊民放. 5月号. 32-39 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 山内祐平, 水越伸, 本橋春紀: "学校と地方放送局の連携モデルの設計(2)"日本教育工学会 第18回全国大会講演論文集. 647-648 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 東京大学情報学環メルプロジェクト: "メルの環:メディア表現、学びとリテラシー"トランスアート. 142 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 山内祐平, 水越伸, 竹内淳, 林直哉, 清水宣隆: "学校と地方放送局の連携モデルの設計-メディア・リテラシー教育の新しい展開-"日本教育工学会第17回大会発表論文集. (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 山内 祐平: "メディアリテラシーの育成"学校管理職スキルアップ講座. 第3巻. 62-64 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 山内 祐平: "メディア・リテラシー-メディアと我々の関係を考える営み-"刑政. 1308号. 52-57 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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