• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

画像・音声同期型情報共有サーバの開発と遠隔教育への展開

研究課題

研究課題/領域番号 13780120
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関大阪大学

研究代表者

西端 律子  大阪大学, 人間科学研究科, 助手 (20249816)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードコミュニケーション / 遠隔教育 / 視聴覚教育 / 画像 / ICTネットワーク / 学習環境 / 情報共有
研究概要

教育をコミュニケーションによる情報伝達ととらえた場合、学習環境の拡張や変化により、従来の教育方法だけでは解決できない問題が発生する。新しい学習環境においてもより効果的な、かつ効率的なコミュニケーションを成立させるためのシステムを開発した。
まず、学習環境に関する理論を整理し、研究の枠組みとしてブロンフェンブレンナーの「生態学的学習環境モデル」を採用した。このモデルは異なるレベルのシステムから直接的、または間接的に影響を受け、相互に作用する子どもたちとその学習環境を示したものである。また、学習環境と発達する子どもたちを示すこのモデルを実装するために、大阪府S市立中学をフィールドとし、協働で進路学習および総合学習の実践を行い、記録を分析した。
また、開発した情報共有サーバを利用するためのアプリケーションを開発し、東京大学、富山大学、金沢大学、メディア教育開発センターに配布し、大阪大学に設置した情報共有サーバとの通信実験を行った・実験ポイントとなる地点に置かれた端末には、映像、音声、文字などの情報が格納され、開発したアプリケーションを利用すると、ユーザの希望や興味・関心により、情報共有サーバが各端末から情報を収集、再構築し、ユーザに提供することになる。
この通信実験を遠隔教育と想定すると、学習者は興味・関心や問題意識に沿った情報を収集することができ、また教授者は、学習者のレベルや学習内容に応じた教材を情報として提供することができることが明らかになった。
また、動画像については、映像によるコミュニケーション成立の基礎となっている「映像文法」について、文献を整理し、近年の技術進歩による、映像制作の変化について専門家にインタビューを行い、明らかにした。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 西端律子: "画像・音声同期型情報共有サーバの開発と遠隔教育への展開 その2"日本教育工学会第18回大会講演論文集. 765-766 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 菅井勝雄, 西端律子, 松河秀哉, 黒田恭史: "ICTネットワークによる学習環境の広がりをめぐって理論的検討"日本教育工学会第18回大会講演論文集. 539-540 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 西端律子: "画像・音声同期型情報共有サーバの開発と遠隔教育への展開"日本教育工学会第17回大会講演論文集. 625-626 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 西端律子: "学習環境の拡張に関する理論とその実践"日本教育工学会研究報告集. 01・6. 43-48 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi