研究課題/領域番号 |
13780216
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
計算機科学
|
研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
CHERIF Adel 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (10303322)
|
研究期間 (年度) |
2001 – 2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2002年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
|
キーワード | Mobile Agents / Dependable computing / Mobile computing / Group communication / Failure detectors / Net-centric computing / e-commerce / fault tolerance / wide-area networks / グループコミュニケーション / モバイルエージェント / グループメンバシップサービス / ネットワークセントリックコンピューティング / アトミック・ブロードキャスト / 分散システム |
研究概要 |
NASシステムとは、モバイルエージェントパラダイムに基づく、効率的高信頼性ネットワークセントリックアプリケーションのデザインと開発を円滑にするミドルウェア層である。それは、統合された枠組みにおいてユーザー及びコードの双方の移動性に対応し、ユーザーにネットワーク内のどの場所からでもローカル及びリモートモバイルエージェントを制御し管理させる。それは、プライマリー/バックアップアプローチ、負荷分散、及び電子商取引(e-commerce)プログラムに必要なexactly-onceセマンティクスを保証するためのatomic commitプロトコルに基づいた対故障性プロトコルを含む高信頼性ネットワークセントリックアプリケーションの実現のための様々なプロトコルを提供する。NASシステムの一環として私達はMobile Agent Management System module (MAMS)と呼ばれるモジュールを開発した。MAMSは常時ネットワーク接続されている多数のPCと2台のワイヤレス接続のラップトップPCから成る環境でテストされている。MAMSによって、ユーザーは自身の現在地から任意のネットワーク上のモバイルエージェントを制御、モニター、管理することができる。グループ通信に基づいて、対故障性プロトコルを開発し実験した。対故障性プロトコルとモバイルエージェントグループ通信の効率向上のために、大規模分散システムにおける故障検知サービス(failure detection service)を数多く調査した。また、現在はモバイルエージェントのための効率的故障探知器(failure detector)を開発している。
|