• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

危険状況事例分析による交差点での交通事故発生の危険予知

研究課題

研究課題/領域番号 13780308
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関大阪産業大学

研究代表者

平松 綾子  大阪産業大学, 工学部, 講師 (70309178)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
キーワード交差点 / 事故防止 / 危険判定 / 事例抽出 / 危険要因分析 / 経路予測
研究概要

本研究では、事故を未然に防ぐため、危険状況事例を用いて交差点内に潜在する事故の原因となる危険要因の分析および危険予測を行うことを目指している。録画した画像に基づく交差点内の危険分析のためには、危険事例の抽出が最重要となっており、この作業は大変煩雑である。そこで、人間の主観によって抽出された通常事例と危険事例を用いて、その差異を分析し、動画像事例がテキスト事例に変換可能であるという前提のもとに、危険事例の自動抽出を行う方法を検討した。実際の交差点画像を検証し特徴となりえる候補を検討したところ、危険事例中では大きく以下の3つにまとめられた。
・自動車の移動経路による危険判定
自動車が大きく通常の経路から反れた場合の事例を分析したところ、何らかの危険を回避するために移動経路をとったと考えられる。そこで、危険でない事例から安全な移動経路を求め、そこから異常に離れた移動経路をとったオブジェクトを抽出する。
・縦走する自動車の速度関係による危険判定
前走者と後続車の関係を調べた。2台、3台と車が追走する場合、前後の車が同じような速度変化をすることが正常事例のデータファイルから得ることが出来た。一方、危険な場合は前走車と後続車の速度変化に一部違いが認められた。そこで、縦走する車の速度変化を調べることによって危険な事例を抽出する。
・自動車と人の距離に関する危険判定
歩行者と車両との距離により危険を読み取るのだが、止まっている車両やスピードの落ちている車両等、安全な場合を除くため、横断歩道の直前までの車両の進入速度を計測し、一定の速度によって危険事例を抽出する。
これらを特徴候補とした計算機上での自動判別プログラムを作成中である。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 平松綾子: "交差点内の危険予知のための移動経路予測モデル生成"平成13年電気学会電子・情報・システム部門大会. 579-580 (2001)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 平松綾子: "適応的進化計算手法を用いた車の運転操作最適化"電気学会 情報システム研究会. IS-02-19. 75-80 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi